ABOUT
CONCEPT
カタセのこだわり
洋服ができるまでの各工程に、カタセは確かなこだわりを持っています。袖を通した時のお客さまの笑顔を思い浮かべながらデザイン。実際の着心地、量産が可能かを社内で綿密に検討します。そして時期を逃さず市場に展開できるよう、あらゆる事態を織り込んで量産体制を管理。それぞれのセクションの役割と、根底に流れているカタセの「プライド」を紹介します。
WORK
カタセの仕事
01企画・営業(MD)
「点」を集めて「円」を描き 商品を提案
ここが出発点。まず商品を企画し、クライアントに提案します。広汎な分野の情報を基にアイデアを創出。デザインや素材などをはじめとして「点」のように存在している情報を集約し、ひとつの「円」を描くようにまとめるイメージです。大切なのは、着てくださる方々に喜ばれるため――という最終目標をブレさせないこと。そのゴールを常に想像しながら、企画を練り上げていきます。一般的に企画と営業は役割分担されますが、カタセは一元化しているためシームレスに進められます。
02デザイナー
ニーズやトレンドを踏まえ イメージを具体化
クライアントのニーズを基に、シーズンのコンセプトやトレンド、市場動向などを踏まえて企画を具体化します。デザイナーという響きには、「自分の好きなものを作る」というイメージが多分に含まれているかもしれません。しかし私たちは、まずお客さまありき。コミュニケーションを重ねながら求められているものをキャッチアップし、イメージを洋服のデザインに落とし込んでいきます。日々移り変わるトレンドを先取りできるよう、店頭リサーチなどの市場調査も欠かせません。
03パタンナー
着られるシーンを想像し デザインを型紙に
デザイナーが作成したデザイン画を、実際に洋服を作るための型紙に起こす役割です。お客さまが袖を通したときに着心地の良いものであるか、量産化が可能かどうかなどをチェック。私どものお客さまはミセス層が中心となるため、着ていて必要以上にストレスのかかってしまうデザインは極力避けるよう心がけています。素敵な洋服は、着ると気持ちも弾むもの。周囲に褒められたりすればそれもなおさらです。実際に着られるシーンを想像し、デザイナーと相談しながら進めています。
04技術室
ニーズやトレンドを踏まえ イメージを具体化
パタンナーが作成した型紙を元に、生地の裁断から縫製までを手がけてサンプルを試作する部所です。通常のアパレルメーカーはこの工程を外注する場合も多いのですが、カタセはあくまでも社内で試作。裁断と縫製の専門家を擁し、1人あたり1日1着のペースで縫い上げます。量産化に際してネックとなる部分があれば、即座にフィードバックして改善を提案。サンプル作成は外注すれば1〜2週間を要しますが、社内に技術室があるため最短で1〜2時間と大幅に短縮できます。これが大きな強みです。
05生産管理
生地を扱う難しさを織り込み 量産出荷を管理
いよいよ量産化に向けた最終段階です。生地などの資材を調達し、工場に発注をかけます。綿や麻などの天然素材であろうと化学繊維であろうと、生地は「生き物」。アナログな要素が多いため、工業製品のようにスムーズには進みません。実際に生産を始めたら生地の色が違っていたり、節のかたまりのネップができていたり。そうした要素も織り込みながら、納期を踏まえて量産出荷までのスケジュールを綿密に管理します。商品が完成したら、検査を経てようやく納品に至ります。